12月13日から14日までＭ瀬さん・吉岡の二人で一泊二日で乗鞍の位ヶ原周辺に雪上訓練に行ってまいりました（というか、完全に連れて行ってもらいました）。
前夜から降雪があり、出発時にも天気予報の通り降り続いておりました。
午前8時半頃からスキー場のゲレンデを歩き始め、途中から人生初のワカンを（難渋しつつ）装着。ラッセルというものを初めて体験しました。ワカンは直ぐに緩んでグラグラになり、何度も締め直さねばなりませんでした。この時の雪の深さはおよそ膝下程度でした。
午後2時半頃からテント設営を教わり、炊事や水作り、テント内での生活術など学びつつ夕食を自炊しました。その後いろいろと教わりながら就寝。
翌日も雪は降り続いており、テント周囲は新たに50㎝程の積雪がありました。朝食を自炊し午前7時から再びラッセルの訓練。今度は腰の深さでのラッセルでもちろんこれも初めてで非常に大変であるということが体で分かりましたが、誰の踏み跡もない雪面の上を一歩づつ進んでいくことがとても新鮮で楽しかったです。

その後、8時頃から約1時間半で雪洞造りの訓練。テントを撤収し10時半頃から下山を開始しました。

全ての事が初めてで新鮮でした。Ｍ瀬さんの細やかなご指導と経験に基づく実践的な知識を教授いただきとても充実した雪上訓練になりました。全くの初心者の私ですが、CMC入会当初に抱いていた不安はこうした経験を重ねていくうちに徐々に期待や希望や意欲に変わってきたことを最近自覚しだしました。まだスタートラインに立ったばかりで気持ちは焦りますが、一つ一つの経験を丁寧に積み重ねて行きたいと思います。

 

記　吉岡