戸台同盟
10/22(日) 戸台同盟 佐藤、松本
今日の戸台は紅葉真っ盛りの秋晴れ。絶好のクライミング日和だ。
駐車場から1時間ほど歩くと、左手に戸台の岩場が見える。そこから沢沿いに20分ほどで岩場に到着する。
戸台同盟の取り付きは崩壊した大きな岩が転がっているところ。じゃんけんで順番を決める。
1P目11c、佐藤リード。中間に小ハングがあり、その先はカチホールドのフェース。
ハングの乗越しが核心だが残念ながらフォール、別のルートでアップしておきたかった・・・
2P目11a/b、松本リード。スラブっぽい細かいホールドを使いながら登る。オンサイト!
3P目5.9、佐藤リード。中間部に大きな浮石があるので注意が必要。
4P目12b。順番どおり松本がトライする。
日本100岩場の写真のムーブを思い出しながら登ろうとするが、手も足も出ない。
交代するものの、佐藤も核心をA0で抜ける。
このピッチの上部は頑張れば何とかなりそうだが、下部は全くできそうになかった。噂どおりだ。
5P目5.8、松本リード。紅葉を眺めながら余裕のクライミング。
青空に飛行機雲もよく映える。景色を楽しむには一番良いピッチだ。 6P目12a、佐藤リード。M目さんが8月にガバホールドを破壊し、難しくしたというので心して取り掛かる。カチホールドをつなぎ、最後は勇気の乗越し。
交代して松本もトライ。このピッチはムーブを解決できた。
下降時、懸垂のロープを回収しようとすると途中の岩に引っかかった。
強く引くとスイカ大の岩がぐらぐらするではないか!「やめてやめて!」
引くのはやめ、すでに手元にあるダブルロープを二つ折りにして5.9のピッチを登り返した。
左の方にある難しいルートにおなじみ三人組が来ていた。
途中、がらがら落石の音がしていたのは、アプローチの10aが脆いせいだという。
夕闇迫る中、渾身のトライを見学したが、遠目に見ても迫力あるクライミングだった。いい刺激になった。
良いルートだった。4P目を除けばグレードも手ごろだし、また挑戦したい。
使用したギア: ロープは60mシングルでリード、ダブルロープで荷揚げ。全ピッチ15~20mぐらいなので一本でも下降は問題ない。 ヌンチャク12、スリング3、カラビナ少々。 ビレイシートが有効だった。