Climbing Mate Club

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宝剣岳

3月3〜4日、鈴木・堀で上松Aコースから宝剣岳に行ってきました。
1日目晴れ。6時に登山口を登りだし、五合目の少し手前くらいから凍ってツルツルの登山道になり、早々にアイゼンをつけました。雪は少なくワカンの出番なしで、最後のほうはしんどかったですが、順調に高度を上げていきました。2日目は荒天予報だったので、テントの撤収のことも考慮し、珠ノ窪小屋手前の窪地で泊まることにしました。雪洞が掘れそうな吹き溜まりの雪があったので、12時半頃から2時間かけて雪洞を掘って落ち着きました。翌日は宝剣岳西面の第二尾根に行く計画でしたが、再度予報を確認しても12時ごろには崩れそうだったので、第二尾根は中止し、宝剣岳山頂往復して帰ることにしました。
2日目は5時40分歩き出し。朝から風が吹いて曇っていました。稜線上は雪面が氷化しているところも多かったです。宝剣岳山頂直下は1Pロープを出し、7時40分あっという間に山頂に着きました。下りは2Pロープを出しました。雪洞まで戻って撤収し、下り始めるころには周りの山々は雲に隠れ、予報通り12時から雪が降り始めました。下のほうは雨で蒸し暑い下山。14時40分登山口に戻りました。

第二尾根に行けなかったのは、残念でしたが宝剣岳西面が見られてよかったです。ロープーウェイが動いていないため、静かな山でした。
雪洞掘り、雪洞泊は初めてだったので、良い経験ができてよかったです。

記 堀


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