Climbing Mate Club

Climbing Mate Club

Report

五竜岳GⅡ中央稜

3月24~26日、鈴木・堀で五竜岳に行ってきました。
24日、リフトも動かない強風の中歩き出し、西遠見手前で幕営。翌日はGⅤに行く予定でしたが、先週の雨の上に前日までの雪だったので雪崩の危険を考慮して、翌日は一般道から山頂を往復することにしました。
25日、6時に歩きだし、8時過ぎに山頂に着きました。前日とは一転、快晴で景色も素晴らしかったです。白岳からの下りは、固い斜面の上にふかふかの雪が積もっているところがあり、滑りやすくて少し怖かったです。
26日、おぼろ月・雲の間からときどき星も見える中、白岳沢を下り、明るくなり始めるころAリッジBリッジの間のルンゼからGⅡ中央稜に取り付きました。小さな雪庇を乗っ越すところ以外難しいところはありませんでしたが、ロープを出して3P登り、あとはコンテとロープをしまった歩きで、国境稜線に出たのは10時くらいでした。白岳沢の雪は太腿まで潜るモナカ雪でしたが、ルンゼから中央稜の雪はしまっていて登りやすかったです。
3日間を通して、天気や場所(傾斜や日の当たり具合)によっていろいろな雪質を体験でき、良い経験になりました。

記 堀


Leave a Reply

*