Climbing Mate Club

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Report

2014.5.3〜6 岳沢


GW後半の5月3〜6日に岳沢に行ってきました。

メンバー:A野、M瀬、Y口、5月5〜6日はS沢、T野が合流

行程:
3日 上高地8:30〜岳沢11:50
4日 岳沢4:30〜奧明神沢のコル7:00〜前穂高岳8:25〜奧明神沢のコル9:45〜明神岳主峰10:45〜奧明神沢のコル11:45〜岳沢12:40
5日 岳沢4:10〜間の岳尾根下部引き返し地点5:30〜岳沢6:40
6日 岳沢4:00〜西穂高沢〜主稜線抜け口7:50〜西穂高岳8:25〜主稜線抜け口9:25〜西穂高沢下降〜岳沢10:45
撤収後、岳沢11:30〜上高地13:30

 3日は岳沢への登りの途中で地面が揺れて近くで大きな雪崩かと身構えたが地震だった。テン場に着いてからも頻回あり不安になった。後でわかったことだが、高山地方の群発地震だった。夕方に雨が降ったけれど、GOREーLIGHTのテントの初おろしは快適だった。ありがとうございました。
 
 4日は奥明神沢を登ってコルを起点に稜線上を登り降りして前穂と明神主峰に登頂した。天気がよく最高の景色だった。
 
 5日は間ノ岳尾根に取り付いたが、天気予報通り天気は悪化して上部は次第に曇ってきて、さらに吹雪いてきたため撤退しテントで停滞。この日は夜まで雨だった。テント内での会話が面白くて笑いの絶えない沈殿だった。お昼過ぎに雨でずぶ濡れの2人が上高地から登ってきた。天候悪化で帰るPaが多くテン場はガラガラだったので、すぐ隣にテントを立てることができた。夕方に他Paの遭難を聞き雰囲気は一変。彼らの状況に思いを馳せ無事を祈った。
 
 6日は快晴の中、西穂高沢を登り詰めて西穂に登った。晴れ渡り良い景色。頂上直下あたりの岐阜側斜面のトラバース箇所が緊張した。沢の下りは歩きやすくて快適だった。上空にはヘリコプターが数台飛んでいて何事か騒々しい状況で気が引き締まった。テント撤収後上高地に下る途中で、高山病で亡くなった攀友のレリーフの前で黙祷を捧げた。山の怖さを考えながら下山。

予想外に(?)意外と(?)優しい山の先輩と大先輩に恵まれ、3泊4日の充実した山行だった。

Y口 記


Comment

  1. Kusumkan より:

     お疲れ様でした。
     リーダーが判断を誤ると、山では最悪の事態が起こり得ます。リーダーの責任は重いです。
     しかし、それを引受けて山に行くことを避けているようでは、モノにはなりません。
     一朝一夕にそうなりはしませんが、次に同じところに行く時には、パーティーのリーダーで行けるようになってください。

  2. トモチャンセン より:

    初投稿、有難うございました。Kusumkan さんのコメント同感です。今後、より期待しています。T野さんも無事、登れて安堵しました。顔が怖い、口が悪い??先輩達ですが遠慮せずクライミングしましょう!

    • Y口 より:

      ありがとうございます。クライミングでレベルアップできるよう頑張ります。

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