Climbing Mate Club

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Report

小ヤスリ岩 蒼天攀路

瑞牆山 小ヤスリ岩 蒼天攀路 佐藤、新井、松本
10/29(日)
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7時起床、昨夜からの雨はあがり、ガスの中から岩々が顔を出す。 天気予報ではあまり期待できないが、一応行ってみようと、朝ごはんを食べて出発する。
正面壁の前から、正面壁の下降路を少し登り、すぐに右へトラバースする踏み跡をたどっていく。
10分ほどで小やすり岩に到着する。
蒼天攀路の取り付きにロクスノのコピーが落ちている。最近登った人がいるようだ。少し嬉しい。
じゃんけんでリードするピッチを決めて出発。
1P目10b、佐藤リード。最初に靴を泥だらけにしてから、きれいなコーナー、スラブへ。
靴が滑るのでグレードより難しく感じられる。最初の泥さえなければ快適なピッチ。
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2P目10a。新井がリードの予定だったが、体調が悪いというので佐藤が行く。
まっすぐ伸びる複雑な形状のチムニー。時々ハンドジャム、ガバをつかんだりして楽しみながら気持ちよく登れる。
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3P目12b、松本リード。高度感抜群のスタート。
2ピン目の左トラバースで、四肢をいっぱいに伸ばして左手でホールドをつかみ、右手を離すと振られてしまう。
何度やっても同じなので、あきらめて佐藤と交代。
佐藤は2ピン目を簡単に越えると、カンテの向こう側へ隠れたため、時々見える右手で位置を判断するしかない。
だが5ピン目で何度かテンション、「怖い」と言い訳しながら、あきらめて降りてくる。
松本に交代。 松本は2ピン目をズルして越えて、何度かテンションを入れながら、やっとのことで終了点へ。
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ピークは平らで、末端壁から正面壁、瑞牆山頂、大ヤスリ岩、金峰山、下界は紅葉のじゅうたんと、すばらしい眺めだ。
末端壁上部には調和の幻想を登っているパーティが見える。
あとの二人も登ってきて、記念撮影する。
天気も予想外に良くなり、快適な状態で登ることができた。
結局、私たちの実力では、3ピッチに丸一日かかってしまった。 また来たいね、と言いながら暗くなった道を帰った。
小ヤスリは今回初めて行ったが、いいルートがあるし、ロケーションも最高、アプローチも意外と近い。 もっと登られてもいいと思う。
おまけ 土曜日に行った末端壁の写真
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   春うらら1P目に敗れる佐藤
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   同じく撃沈松本   
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   トワイライトをRPする新井


Comment

  1. ゲッチ より:

    蒼天攀路、素晴らしいルートですよねっ!。他のルートもなかなかご機嫌なルートがそろってますよ。是非また行ってみてください。
    *次に開拓する際には皆様の労力と資金の提供を切にお願いいたします。

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