Climbing Mate Club

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守門岳・巻機山

4月22・23日で守門岳・巻機山にスキーに行ってきました。
22日 4:30豊科発 8:00二分着 8:25出発 10:00保久礼小屋 11:50大岳着 12:10滑降開始 13:45着
23日 6:00清水発 10:00ニセ巻機 10:40巻機山 10:55滑降開始 12:20着
22日は朝から雨。前日には麓で20センチくらいの積雪があったようです。飯山から十日町に入る頃には、家の脇には残雪1m!なんて感じで、季節が逆戻りしたよう。この日の天気は、その後曇りのち晴れのち小雪のち快晴!とめまぐるしく変化したのでした。大体、この日の天気予報は晴れのち曇り。今年の天気はほんとにおかしい!
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駐車場から保久礼小屋まではだらだらとした登り。そこから先は適度な斜面が続き、ぐんぐん高度を稼ぐ。しかし、程なく深いガスに包まれる。平衡感覚が狂うような白さ。大岳山頂は雪庇が張り出しているというので、恐る恐る進む。高度計が頂上の標高を20mも越えたところで、うっすらと雪庇の切れ落ちているのが見えた。この視界では、守門岳へ行くのはちょっと無理なので、ここから下ることにした。
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ガスの中を慎重に下っていくと、視界が急に良くなった。と同時に、雪質が急に重くなり快適な斜面は終わり。昨日の降雪のせいだ!後は尾根状の林の中を、足をとられながら下る。ぜんぜん滑った気がしない。標高差は1000m程もあるのに。駐車場に戻って振り返ると、ガスはすっかり取れ、青空の下に大岳から守門岳に連なる真っ白な大斜面が見えたのでした。
2時間遅く出ていれば~
23日は高曇り。道の脇に駐車して車内泊をしていたら、5時頃には続々車が集まってきた。出発時点で8台くらいいたと思う。今日は午後天気が崩れるという予報なので、早めに出発する。
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1時間ほどで井戸の壁という急登に差し掛かる。これか結構大変。積雪が中途半端に腐って、ズリズリ滑る。ようやく上りきって尾根上を進むと、樹林帯が切れ、目の前にニセ巻機手前の大斜面が広がってきた。・・・広い!
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ニセ巻機頂上直下の急登をあえぎながら登ると、巻機山頂が見えてきた。こちらも大斜面。とても快適そう。巻機山へは、左へ一旦少し下ってから登る。尾根は左へまくように続いているが、帰りはまっすぐにあの大斜面を下ろうという話になった。ここで、単独の人に抜かれる。
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しかし、やっぱりやってくれました!ノムノムは抜き返し、一人、山頂へまっしぐら。もう、負けず嫌いなんだからぁ~、ノムノムったら
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山頂からの眺めはすばらしい!どこまでも真っ白な山々が連なり、北アルプスを凌ぐほど。まあ、積雪があるからそう見えるんだろうけど。しかし、こんなに山があるとは知らなかった。
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頂上直下の快適な斜面。しかし、すぐにボコボコの斜面に変わり、雪がものすごく重い!ここで足の筋肉を痛めつけられ、ニセ巻機への上り返しはキツかった。
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ニセ巻機からの大斜面は、雪もザラメ状で、とても快適だった。ほんとに楽しかった。
この後の樹林帯は木の間隔が狭く、雪も腐って重く、苦労したが、スリルがあって、これも楽しかった。
昨日とは打って変わって充実した日であった。


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