Climbing Mate Club

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Report

シャークスフィン

馬目です。 無事、帰ってまりました。 今回は登頂することができてとても嬉しいです。
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悪天のため、Camp1で5日間の停滞を食らってしまい、未踏のシャークスフィンのヘッドウォールを辿るラインを諦めて、2001年のロシアンルートに変更してのぼりました。
予想していたより僕たちにとってハードなルートで、満足なクライミングが出来ました。運もありました。
94年のバギラッティ2峰遠征の帰り、キャラバン途中から遠望したメルー北東壁に魅せられてから12年の月日がたちました。その間、3度の敗退……..。
頂上では感動でした。頂上であれだけ感情を爆発させた自分もちょっと驚きでしたが。
19日からC1で停滞
9月24日、C1(5300m)~B1(5800m)特注のハンモックでビバーク、22時くらいまで行動。
25日、B1~B2(6200m)主稜線直下のセッピの陰でお座りビバーク。この日も21時くらいまでのハードな残業
26日、B2~S(約6500m?)7:30、とても寒かったです。そして一機にC1へ同ルート懸垂下降、この日も遅くまで残業。
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ABCからC1までは標高差500mでした。C1からSまでは39Pでした。長かったです。かなりやつれました。
頂上の感動は今はほとんど薄れてきています。それは成功者の余裕なんだろうと実感します。
山野井さんと話をしたときのセリフ、「成功から得るものも大きい」ということばの重みを感じる今日この頃です。
さて、次はどこいこうかなあ。

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Comment

  1. ゆきおとこ より:

    無事登頂 おめでとうございます! 12年間、想われていたメルーも幸せものですね。 実は先日、manomeさんが夢に出てきたのですが吉報の夢だったのですね。 何よりも無事帰国されて安心しました。今度お会いすることがあれば話聞かせてください。では

  2. 小林の姉 より:

    馬目さん、無事お帰りなさい。そしてし登頂、おめでとうございます!また皆さんの報告が出るのを楽しみにしています。

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